こんにちは、2024年8月にエス・エム・エスに入社した鈴木と申します。 入社エントリーかつ、現在担当しているカイゴジョブエージェントについてお話します。よろしくお願いいたします!
これまでの経歴
自社でWebサービスを提供している数社でエンジニアをやっていました。技術スタックとしては、オンプレミスサーバでPHP(Laravel、Zend、独自フレームワークなど)+jQuery+CSSといった組み合わせの時代のものから、AWS+React+Vite+TypeScript+Material UIといったものまで幅広く(浅く...とも言いますが)経験してきました。ログ調査や障害対応などの運用保守もやってきました。
入社したきっかけ
カイポケでデザイナーとして働いている、元同僚からのリファラルがきっかけとなります。エス・エム・エスという会社を最初から詳しく知っていたわけではないですが、カジュアル面談、面接と進んでいくうちに「ここで働きたい!」という気持ちが強くなりました。
社会 > 会社であること
入社前にお会いした方が口を揃えて「社会のために自分たち(会社)はなにをすべきか」と話されていたのは印象的でした。入社して3ヶ月が経過しましたが、実際に社内でも同じ会話が当たり前に行われていて、建前じゃなく本当に共通の価値として認識していると感じました。
一緒に働きたい方ばかりだった
わたしの仕事の都合もあり、一年以上に渡って面談・面接をしていただきました。上記のお話や、プロダクトに真摯に向き合い課題解決をしようとされている方、長期に渡り調整・ケアいただいた採用担当の方。こんな方々がいる環境で働けたら最高だなと思いました。
自分のスキルで貢献できそう
上記に加え、これまで培ったスキルや経験で貢献できそうだ、というところも大きかったです。
カイゴジョブエージェント
どう貢献できそうか、という流れから、担当しているカイゴジョブエージェントの開発環境についてお話します。
カイゴジョブエージェントとは
介護職向け人材紹介サービス「カイゴジョブエージェント」は、すごく簡単に説明すると、介護職で転職を考えてらっしゃるかたに情報を登録いただき、転職支援エージェントが面談などをとおして適切な職場を紹介し、新たな職場でスムースに働いていただくためのフォローまでするサービスです。
2024年の4月にサービスとしてもリニューアルし、上記にくわえ、求人情報を探すコンテンツが追加されました。
システム構成
図にあるとおり、Next.jsとLaravel+Bladeが混在する形で構成されています。振り分けはAWSのELBで行われています。
開発環境、デプロイフロー
箇条書きにしましたが、開発を進めるにあたって、現時点でも充分な環境が揃っていると個人的には考えています。
- GitHub上でブランチを切って開発
- デイリーミーティングで進捗確認
- プルリクエスト(PR)でレビュー依頼
- レビュアーがApporove
- ローカルPCでの環境構築はMakefileで管理
- 初期設定、コンテナの上げ下げ、テストデータのinsertなど
PRに特定のタグをつけると、自動で確認環境が起動
タグを検知すると、GitHub上でワークフローが走り、当該PRを確認できる環境が起動します。社内であれば誰でも確認できるため、企画職もここからチェックが可能です。
開発環境、プロダクション環境も自動デプロイ
当然、同じワークフローでプロダクションへのデプロイも自動です。万一不具合があったときも、revertするだけで1つ前の状態に戻せます。
全体の流れを表現したものが以下の図です。
コンテンツの確認やリリース作業に手作業が入らないところが非常に大きいと感じています。エンジニアにとって一番ストレスがかかり精神を消耗するところをなくし、より事業に貢献する開発に専念できる環境だな、と思っています。
開発の進め方
企画職のメンバーがバックログに施策や課題をセットし、開発メンバーと優先度を決めていきます。
開発内では別のカンバンでタスクを管理し、各々がどのタスク・レビューを担当するかを決め進捗管理、疑問点や不明点は毎日の朝会で共有するといった形です。
課題
1つ目は上述したような、アーキテクチャの見直しや改善が必要なシステム面です。 混在したフロントエンドをNext.jsに集約している途中であることや、A/Bテストをする度にあるディレクトリのファイルが横に増えていく構造が保守やレビュー効率を下げているところ、アーキテクチャ以外だとテストコードのカバレッジがまだ低いなどが挙げられます。
2つ目は、どういった意図や目的をもってこのタスク・案件が切られているのかといった事業目線と、システムがどういう作りになっていて、こういう目的ならこうしたほうが想定効果は8割になるが圧倒的にスピード感を持って開発できる、といった目線がまだ企画職含めたプロダクトに関わる全員で共有・理解しきれていないところです。
よくある話といえばそうなってしまいますが、決してネガティブということではなく、現状でもこれだけできているんだから、理解が深まればさらにいいものが速くできる環境になっていくんだろうな、という期待のほうが大きいです。
3つ目は、こういった話ができる人材が不足していることです(笑)少しでも興味を持った方はエンジニア採用情報をご一読の上、ぜひご応募を!(PR)
まとめ
「人口減少」「少子高齢」といったキーワードは、日本に在住する人間にとって他人事ではありません。大小あれど、これまで経験してこなかった社会課題に誰もが直面していくはずです。
そんな課題に対して「技術」「情報」を武器に解決していける環境・仲間がいる会社である、と入社してとても感じました。やりがいをもって日々業務に携われているなという感覚が非常に大きいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!