こんにちは。 エス・エム・エスでプロダクト組織の人事をしているふかしろ(@fkc_hr)です。 株式会社エス・エム・エス Advent Calendar 2024 vol.2 と技術広報 Advent Calendar 2024 シリーズ3 の12月12日の記事です。自社のAdvent Calendarは埋まるかな〜ワクワク、とSlackのtimesチャンネルで呟いたら、人事も書くんだよ!と煽ってもらって(?)ここに至りました。
エス・エム・エスは例年さまざまなカンファレンスに協賛をしているのですが、今年はありがたいことにブース出展もさせていただく機会が多かったため、そちらの内容を振り返っていきます。 カンファレンスでエス・エム・エスを見かけてくれた方に思い出しながら読んでいただいたり、これからカンファレンス協賛・ブース出展するぞという方の参考になったりしたらいいなと思っています。
どのカンファレンスに協賛をしたのか
以下の通りです
そのうちブースを出展したカンファレンスを主に振り返っていきます。私は該当する5つのカンファレンスを皆勤賞ですべて参加させていただきました。楽しかった〜
すこし裏話をすると、2024年12月現在では、モバイルアプリエンジニアはチームもなければ採用も積極的にしているわけではないものの、DroidKaigi は弊社社員がスタッフとして参加しているので協賛をしていたり、はじめてのJAWS Festa への協賛はSREの一人が、コミュニティ活動として協賛したいといってくれたおかげで協賛に至ったり、というコミュニティ貢献のためにも協賛という形で社として応援しているなと思ったエピソードもありました。
どんな準備をしたのか
今年は広報がんばるぞと決意していたこともあり、素振り的にブースがある協賛イベント用のキックオフ資料のたたきを作ったり、その他のノベルティやチラシの資料を一つのドライブにまとめたりしていました。
エス・エム・エスは複数事業を展開していて、プロダクト数も多いので、各カンファレンスごとにフォーカスして紹介したいプロダクト・チームが変わります。そのため全体感を把握できないまま役割分担などが進んでいく傾向があるので、全体感やスケジュールが分かるものにしました。
関係者や興味を持ってくれている人をあつめてキックオフと役割分担をしたら、あとは皆さんの応援をする…という形で進むのが理想なのですが、初めて関わる方も多くいるので、社内調整含めてフォローしながら、Slackで該当イベント用のpublicチャンネルを作成し定例で進捗を確認し…と進めています。
特に社内関係者でPR/IR/リスクマネジメントの部門への相談が必要だったり、支払い関係で経理/総務部門も巻き込みながら進むような内容は普段のエンジニアが業務上かかわらないことが多いため、各部門の判断材料となるような情報が不足なく伝わるようなフォローをしていました。
その中でも今後の持続性を考えて、ノベルティは他のイベントでもつかえるデザインにする、チラシの会社紹介のページは共通で活用する、メインの缶バッジ企画を固めておく、などをしていたので直近のKaigi on Rails はかなりスムーズに用意できたように感じます。
当日どう過ごしたのか
各社あまり差異はないと思いますが、シフトを組んで、できるだけ聞きたいセッションは聞き、カンファレンス自体を楽しんでもらいたいというのがベースの思考です。
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企画として特に良かったなと思うものを2つ紹介します。
缶バッジ(現地生産)
EMのふるぽんの企画で、「あなたのXアイコンを缶バッジにしてプレゼントします」という企画を行いました。
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特に現地生産もモバイルプリンター、缶バッジメーカーを活用して行えたイベントは非常にインパクトがあったのではないかなと思います。だんだんカンファレンス中で缶バッジをつけている人が増えていくのは不思議体験でした。
また、印刷や作成はバッチ処理的に作業していく仕組みだったので、申し込み・完成品の回収と2回ブースに足を運んでいただくことができたのも思わぬ良ポイントでした。 SNSフォローもお願いしたい、ノベルティも渡したい、会社やプロダクトの紹介もしたい、ソースコード公開をしてたら見てほしい、とコンテンツが多かったのですが、タイミング次第で長くブースに滞在していただくこともできました。
おみくじ
デザイナーがコンセプトワークから行ったストーリー性がある企画でした。 「デザイナーと介護・障害福祉を『社会課題』で結ぶ」というコンセプトで、おみくじをきっかけとして提供し、介護を含めた未来を想像してもらい、該当する項目に「結」んでもらう。ここまでつながる体験設計をできるのはデザイナーだからこそなせるワザだなと思いました。
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コンテンツとしても、「おみくじ引いてみませんか」と声をかけることができるハードルの低さや、意外と結ぶという行動に手間取るのでその間に会社やプロダクトについて話すことが出来たことは収穫でした。
ここまで一貫した体験設計が出来なくてもハードルが低く興味を持っていただくきっかけを作る。なにか足を止めていただけるような、深い話をできる機会を創出するという点は今後のブース企画にも活かせそうです。
結果としてどうだったのか
コミュニティ貢献が目的ですが、副次的な効果として得られたことを紹介します。
プロダクト組織の公式X(@BM_SMS_Tech)のフォロワーが1000人を突破した
ノベルティをお渡しするためにフォローをお願いしたこともあり、Xのフォロワーが先日1000人を突破しました。実は今年度の始まりは300名弱だったため、カンファレンスが繋いでくれた縁だなと感じています。 継続的に情報発信をしていきたいと思っています!
エス・エム・エスよく見かけますと言ってもらえるようになった
これはカンファレンスブースだけではなく、登壇やブログなどの発信の効果でもありますが、よく見かけると言っていただけるようになりました。嬉しいですね。
エンジニアも嬉しい、誇らしいと思ってもらえるように、これからも良い組織づくり、発信を行っていきたいです。
面談・面接でカンファレンスで社員と話して興味を持ったと言ってもらえるようになった
最高ですね。カンファレンス”だけ”が理由で採用に至ることはありませんが、応募のきっかけになる機会なのだなと感じました。 これからも継続的にコミュニティへ貢献するモチベーションになりました。
社内エンジニアやデザイナーの交流の足がかりになった
普段基本的にはフルリモートで開発をしているため、対面で会うのははじめて、というメンバーもいました。同じ技術スタックを別のチームで使っている場合でもカンファレンスの準備から感想戦など含めて交流するきっかけになったと感じています。
おわりに
広報施策に銀の弾丸はなく、なにごとも継続が大事だと感じています。エス・エム・エスのプロダクト組織がカンファレンス参加や学習を推奨しているからこそ、カンファレンス協賛を継続的に行えているのだと改めて感じる一年でした。 カンファレンスを実施してくださる運営の皆さん、参加していてエス・エム・エスのブースに来てくださった方、ありがとうございました。またお会いしましょう!