メガベンチャーからエス・エム・エスに再入社しました

こんにちは、株式会社エス・エム・エスに2022年10月に入社した真田です。

前職ではメガベンチャーで証券や金融サービスのサーバーサイドエンジニアやSREを担当してきました。現在エス・エム・エスでは介護教育領域のシカトルのシステムのリプレイスを担当しています。

少し他の方と違うのは、2017年から2019年に約2年ほどエス・エム・エスに在籍しており、再入社となります。前回入社時はカイポケの障害領域のエンジニアやエンジニアリングマネージャーなどを担当していました。

再入社に至る経緯をお話したいと思います。

再入社するにあたってのきっかけ

前職は3年ほど在籍しましたが、日本でもトップレベルのユーザー数を抱えているため、ユーザー数やシステムのトラフィックは桁違いです。

スケーラビリティ、可用性などエンジニアに求められるレベルは高く、また同僚のエンジニアも高いレベルのエンジニアが多く海外から入社するエンジニアも多いため、そういった点ではとても恵まれた環境でした。

こういった部分ではかなり貴重な経験が積める一方、サービスや事業を作るという部分の実感が少ないというのも事実です。

役割が細分化されている分、各領域のプロフェッショナルな人材が配置されることでサービスが成長しています。これは会社の仕組みとしては適切だと思います。

しかしサービスや事業の成長に寄与している実感がもてず、満足することができませんでした。

こういった経緯で、他の選択肢を探していたところ偶然twitterで以前一緒に働いていた技術責任者の@sunaotに声をかけていただきました。(飽きっぽい性格でもある私のツイートに反応していただいたのがきっかけです)

他社も含めていくつか検討はしていましたが、主に事業サイドの方に面談や面接をしていただき最終的にエス・エム・エスを選択しました。

私が求めているもの

転職するにあたって下記の2つを求めていました。

社会にダイレクトに価値提供できる仕事

エス・エム・エスは高齢社会の情報インフラを提供することを目指している会社です。 介護・医療・ヘルスケア・シニアライフなど直面した社会課題に対して価値を提供することができます。 私も年齢を重ねるにつれて介護・医療などについては身の回りで現実に考えさせられることが多くなってきました。これは年齢を重ねると誰しもが向き合わないといけない課題です。

そういうことを考えている内に、自分の手でこういった環境を良くすることで社会課題の解決に寄与することを仕事にすることが良いのではと考えました。

ビジネスを加速させるためのエンジニアリング

新しい領域の技術を求めるのも楽しいですが、それよりもエンジニアリングやシステムに課題があり、それを解決すればビジネスを加速させ事業の成長に貢献できる環境を求めていました。

エス・エム・エスはセールスやマーケティングが非常に強い会社です。 戦略から事業のオペレーションが設計され、複雑ながらもスピード感をもって実行されています。 そこにエンジニアリングが強化されることでさらなる成長が見込まれると感じています。

エンジニアリングについては、@sunaot が入社後に内製化を進めてから体制や環境はかなり強化されてきたとはいえ、まだまだ他の企業と比べると手が届かないところが多いのも事実です。

エンジニアリング組織体制が強固な企業よりも、成長過程にある会社のほうが貢献できるのでは?と考えました。

エス・エム・エスで得られるもの

エス・エム・エスは事業戦略を重要視している会社です。 全社の戦略から各事業領域の戦略にブレイクダウンした情報を現場のメンバーまで知ることができます。また自身が担当でない領域についても必要であれば知ることもできます。 私もこれまで何社か経験していますが、ここまでオープンに知ることができる企業はありませんでした。

疑問があれば役職を問わず、誰にでもその疑問をぶつけることができますし、必要な情報を求めれば得ることができます。

エンジニアが事業戦略を理解する機会があることは非常に重要だと考えています。 ビジネスの現状の重要な課題を理解し設計することで、システムに影響がある大きな変更も一貫性を持ってすることができます。 もちろんうまく行かないこともありますが、既存の戦略に固執せず、柔軟に変化するという思考も持ち合わせているところがエス・エム・エスの良いところです。

以上が私がエス・エム・エスを再入社することを決めた理由です。 エンジニアとして仕事をする上で、ビジネスと会社の成長に寄与しているという実感を持って働ける環境だと感じています。

エス・エム・エスが事業を展開している介護・医療・ヘルスケア・シニアライフの領域の課題は、日本の人口推計上避けては通れない、非常に重要な課題で今後も変化し続けます。 変化が大きい分、課題も多く複雑で、エンジニアリングとしての難易度も高く楽しめる部分も多くあります。

エス・エム・エスでは多くのエンジニアを必要としています。事業戦略からサービスやシステムに落とし込んで開発をしたい方にはおすすめできます。 もしこの記事を読んで、少しでも興味があれば一度お話を聞いていただければ幸いです。