開発組織

なぜ学習することへ投資するのか

技術責任者の@sunaotです。エス・エム・エスのプロダクト組織では、カンファレンス参加や専門書籍による学習などを強く推奨して、金銭的・時間的な支援も広く行なっています。 取組み自体はとくに最近の Web の会社では珍しいものではありません。ただ、位置…

プロダクトの特性や組織の状況を踏まえたQA組織の行動指針の言語化の取り組み

はじめまして。株式会社エス・エム・エスで介護事業者向け経営支援サービス「カイポケ」のQA組織の運営をしている星と申します。2020年1月に入社し、チーム活動やQA組織づくりを通じて体制強化を進めています。 本記事ではこれまで行ってきたQA組織強化に対…

「マーケットに向き合う」エンジニアと経営陣がいたからこそ爆誕したデータプラットフォームチーム

2023年春、エス・エム・エスのプロダクト開発部にデータプラットフォームチームが立ち上がりました。データプラットフォームの構想から経営層の意思決定、チームづくりまでがスムーズに進行し、現在は技術選定を終え、実証の段階にまで駒を進めています。 こ…

ビジネスアーキテクト × Salesforce:改善だけで終わらない、戦略推進と戦術実行を追求する

初めまして。 エス・エム・エスのBPR推進部EA推進グループの西田です。私の簡単な自己紹介からさせていただきます。大学卒業後、2017年4月に人材紹介会社に入社し、求職者集客のマーケティング業務を行いました。その後、2018年3月にエス・エム・エスにカイ…

「あなたがコミュニティ」を実践し、人事という立場から強いエンジニア組織をつくる

エス・エム・エスのプロダクト開発組織では、メンバーそれぞれがコミュニティを代表する一人として考え行動する「あなたがコミュニティ」というバリューを大切にしています。 このバリューを同組織の人事という立場から実践しようとしているのが、プロダクト…

過剰に丁寧な言葉を使って壁をつくらない

エス・エム・エスの技術責任者 @sunaot です。この記事では組織の文化をつくっていくときにどういうことをしているかを説明します。文化をつくるといったときに、もちろんトップレベルでどういう状態を目指しているかは大切なのですが、普段からチームづくり…

チームという環境をメンテナンスし、「あなたがコミュニティ」を体現する

現在、80人超の規模となっているエス・エム・エスのプロダクト開発組織。今の規模にまで成長する過程で、開発組織としての文化や価値観が醸成されてきました。そして現在、更なる組織の成長のために、全社のバリューを土台にしつつ、開発組織独自のバリュー…

エス・エム・エスの開発組織が大切にする「マーケットに向けて働く」とは

1. はじめに はじめまして。株式会社エス・エム・エスでプロダクトマネージャー(PM)をしている田中達規(@tatsunori_ta)と申します。 2022年5月に入社し、1年間は介護事業者向け経営支援サービス『カイポケ』の障がい領域に関するプロダクト開発を、現在…

組織をコミュニティと表現する開発組織のバリューを読み解く

はじめに はじめまして。2023年4月にエス・エム・エスに入社した橋口( @gusagi ) です。 今はエンジニアリングマネージャー(EM)として、介護事業者向け経営支援サービス『カイポケ』の中で訪問看護に関する機能を担当しているチームで業務に携わっています…

80人超のエンジニア組織で、6つのチームバリューを言語化しはじめた話

0. 本記事の位置付け 1. バリューのつくり方・考え方 2. エス・エム・エスが向き合うマーケットの定義とは 3. 全社の経営理念・バリューについて 3.1 経営理念について 3.2 バリューについて 「価値主体であり続けること」 「社会からの要請を真摯に受けとめ…

「同期のつながり」のためのSlackチャンネルと、久しぶりのオフィスでのLT会の話

emfurupon777です。今回はエス・エム・エス社内での最近の活動についてご紹介したく、筆をとりました。 中途入社の同期会結成 2023年度第一四半期入社から、同期会という取り組みを開始してみました。 発案のきっかけは、1on1で話していた同僚が「普段の業務…

エンジニアリングマネージャーの取り組む施策は失敗しがち?原因と対策を考えてみた

はじめに プロダクト開発部でキャリア事業のEM(エンジニアリングマネージャー)をやっている大野です。前回は、私がエンジニアリングマネジメントをするに当たってどのようなアプローチをとっているのかを紹介しました。 tech.bm-sms.co.jp 今回は、他のEM…

30人規模の開発組織におけるエンジニアリングマネジメントのアプローチ

はじめに プロダクト開発部でキャリア事業のEM(エンジニアリングマネージャー)をやっている大野です。今回は自分が見ているチームに関して、普段どういったアプローチをしているのか?という話を元に、自身のマネジメント術に関して深堀りしていきたいと思…

7年の体験から書く技術組織のマネジメント(前編)

技術組織のマネジメント @sunaot です。エス・エム・エスで技術組織のマネージャーをしています。入社時点から技術組織全体のマネジメントを担う役割でスタートし、今年で7年が過ぎました。 「エンジニアリングマネージャー (以下、EM) の仕事とはなんです…

【後編】開発内製化の5年の軌跡。「消耗戦の悪魔のループ」をどう乗り越えたのか

エンジニア組織の内製化を進めるには、事業構造、事業戦略、企業文化、人材などの所与の条件を踏まえて、最適な方法を実践することが求められる非常に難易度の高い取り組みです。エス・エム・エスは2015年よりエンジニア組織の内製化に取り組んできました。…

【前編】開発内製化の5年の軌跡。「消耗戦の悪魔のループ」をどう乗り越えたのか

大手企業を筆頭に、エンジニア組織の外注依存から内製化にシフトしようとする企業の報道を目にすることが増えてきました。 一方で、実際にエンジニア組織の内製化を進めようとするには、事業構造、事業戦略、企業文化、人材などの所与の条件を踏まえて、最適…

開発組織をデザインするための3つの観点

@sunaot です。前に一緒に働いていた同僚からこんな質問が来ました。 組織が肥大化しすぎてアレコレうまく行かない事が増えてきたので『ユニコーン企業のひみつ』を読みました。 他にも他社の事例とかも見ていたりするのですが組織の布陣とか参考になるおす…