子育てをしながらエス・エム・エスで働くことを決めた理由

はじめまして

2024年にエス・エム・エスに入社したまゆゆです。プロダクト推進本部の人事として@fkc_hrと一緒に日々 プロダクト推進本部の採用活動をしています。

エス・エム・エスに入社してこのブログが公開される頃には4ヶ月が経ったくらいのタイミングかと思います。
私は気がついたらなんだかんだ干支一周分くらいの年数をこのIT・Web業界で過ごしていて、いつのまにか半分近く採用領域に関わっていました。
ただ、その間にライフステージに変化があり、産休・育休を経て、途中で採用に関わるのはほんの少しだったりしたこともあったので、経験年数としては正味5年行かないくらいになるかなと思います。

今回、子育てをしながら日々仕事をされている方、弊社で子育てをしながら働くことに関心がある方に興味を持っていただけたら幸いです。

育休からの仕事復帰やコロナ禍を経て抱えた葛藤

今年の春に息子もめでたく小学校1年生になり、私自身としても2019年に育休から仕事に復帰して、ワーママとしても5年生になりました。

ワーママも5年やっていればベテランだねという声も聞こえてきそうですが、
振り返ってみれば、正解のないことに向かって、常に試行錯誤をしてきたような気がします。多分それはこれから先も変わらないと思っています。

特に2020年以降はコロナ禍で社会情勢も大きく変化があったりして、「子育て」という未知数な人生の一大プロジェクトを走らせている中で、さらに自分の意志だけでは変えられないものを抱えざえるを得ない感覚を持っていたのはきっと私だけではないはずです。
これは全ての方に言えることかもしれませんが、これまで抱えることのなかった不安な気持ちやモヤモヤが急に降ってきた時期だったかと思います。
この時期に子育てをされていた方々は、安心して子どもたちが保育園に行ける日は来るのだろうか?自宅保育と仕事の両立を続けることができるのだろうか?常にそんなことを気にしながら日々過ごしていた時期かと思います。

振り返ってみるとこの5年は、常に生活と子どもの状況と、それを取り巻く環境を見ながら変化をし続けてきたような気がします。それは今も同じです。

変化してきたものと変わらなかったこと

コロナ禍でリモートワークを余儀なくされた企業も多く、混乱の中で働き方が大きく変わりました。

当初、自宅保育をしながらのリモートワークを我が家でもしており、当初はバランスの取り方にも大変苦労しました。
時が経つにつれ、制限がある中でも保育園に行けるようになりました。親としても、子どもが保育園に行っている間に仕事に集中でき、送り迎えも通勤がないことで時間的コストがそこまでかからずに済む環境でした。

育休からフルタイムで復帰後、時短の派遣に働き方を変えた時期もありましたが、リモートワークのおかげでエンジニア採用領域でのキャリアを積み上げることができたのだと、今振り返ると強く感じています。
コロナ禍がなければ、今でも働き方をかなりセーブをしているか全く異なる仕事をしていたのではないかと思います。

子どもの状況や社会情勢で働き方などは変わってきたものの、ずっとここ数年変わらなかったことがあります。

それはキャリアを通して社会貢献に関わっていくことです。
この考えは子どもが生まれてから明確に持つようになったのですが、自分は何かすごいことはできないけれど、健康に生まれて、健康上なんの不自由もなく生活や仕事ができる、この恵まれた状態を活かして少しだけでもいいから社会に貢献できることに関わっていきたいという思いが根底にあり、これまでも企業を選ぶときにはその軸を大切にしてきました。

そんな中、出会ったのがエス・エム・エスです。

エス・エム・エスのミッションへの共感

エス・エム・エスは「高齢社会に適した情報インフラを構築することで人々の生活の質を向上し、社会に貢献し続ける」というミッションを掲げています。

健康でいるとなかなか高齢社会についてあまりピンとこなかったりするかもしれませんが、今の高齢社会に合わせたサービスやプロダクトを社会に提供することで、子どもたちが社会に出た時に彼らの時間だったり将来に投資できるような状態を作り出すことができるのではないか?と思っています。

私の好きな音声配信番組で「我が子は社会からの預かり物だと考えている」という発言があったのですが、この考え方が私もしっくりきていて、それを立派に育てて社会に還してくことが今の親としての役目。

voicy.jp


その役目の一つとして、子どもたちが少しでも生きやすい環境を作り出していくことが大事で、高齢社会の課題を解決することはつまり高齢世代だけではなく、子どもたちの未来に還元されていくものだと私は考えていて、エス・エム・エスのミッションにとても共感しました。

入社を決めた理由はたくさんあるのですが、これまでやってきたエンジニアの採用活動を活かして、少しでも多くの方にエス・エム・エスに興味を持ってもらい、一緒に課題解決を進めていく仲間を集めることができたらと思ったのが入社を決めた理由の一つです。

ちなみに、5月に公開したエス・エム・エスのPodcast「Hello!SMS」でもエンジニアリングマネージャーのぐっちが入社理由について、エス・エム・エスのミッションと絡めて話しているので是非聞いてみてください!

open.spotify.com

実際に働いてみてどうか

実は初回のカジュアル面談から実際に入社するまでは1年近くのタイムラグがあったのですが、その中でカジュアル面談から選考を含め何度もお話しをさせていただいていて、働くイメージが湧いてきました。

リモートワークができる環境であることはもちろんのこと、単に子を持つ親世代が多いというだけでなく、父親母親関係なく、親として子育てをしているメンバーが多いことが面談や選考から伝わってきました。

実際に入社した後もイメージとのギャップはなく、環境とカルチャーのおかげでキャリアを継続することができています。

エス・エム・エスのSlackには#kidsという子育てメンバーが集まるチャンネルがあり、たまにこういったエピソードなんかをシェアしたりして、ほっこりしています。 slackスレッド画像
とてもいい環境で働けているなという点で本当に感謝しても仕切れないのですが、今年の4月から小学校に入学してから保育園時代とは全く質の異なる大変さが降りかかってきていて、正直てんやわんやです。
一つ前のセクションで、「子どもたちの未来が・・・!」みたいな大きなことを言っていますが、実際は毎朝寝起きのまま髪の毛振り乱しながらお弁当を作ったり、まだ1人で通学ができないという子どもを自転車→電車→バス→徒歩でトライアスロンのように送り迎えする日もあったりして毎日をなんとか安全に送っていくのに必死です(笑)

ただそういう日常の積み重ねこそが、大きな未来を作ることもあると信じてやっています。

終わりに

このブログはいわゆる入社エントリなので、エス・エム・エスになぜワーママの私が入社したのかをお伝えできればと思い書き進めてみました。
しかし、それだけではなく、激動のコロナ禍を経ながら、ワーママ5年生になりやっと見えてきたことや、大変なこともあって、もちろんこれからも大変なことがたくさん待っているけど、なんとかやれているしやろうと思っている様子なども伝えて、ふとした瞬間にこのブログを読んでくださった全ての働く親御さんたちにちょっとでも共感してもらえたり、気持ちが軽くなってくれたら嬉しいです。
その上で是非エス・エム・エスにも興味を持ってもらえればと思います!