はじめに
こんにちは、介護/障害福祉事業者向け経営支援サービス「カイポケ」のリニューアルプロジェクトでモニタリングやオブザーバビリティ周りを担当している加我 (@TAKA_0411) です。
私が携わっているカイポケのリニューアルプロジェクトではオブザーバビリティのツールとしてDatadogを活用しています。そしてこの度Findy様からのお声がけで、DatadogのレビューをFindy Toolsに寄稿しました。
Findy Toolsについて
「Findy Tools」は、開発ツールに特化したレビューサイトです。第三者の視点で実際にツールの選定を行った企業の生の声を集めることで、ツール選定に関する不安を解消し、導入検討に必要な情報を提供します。 「Findy Tools」を開発ツールの導入検討をしているユーザーが利用すると、実際にツール選定を行った大手企業やメガベンチャー企業の技術責任者やエンジニアによるレビューを集めることができ、導入検討がスムーズになります。また、開発ツールを掲載するベンダーには、実際の利用企業の声を活かしたコミュニティマーケティングによる新規顧客の獲得や、認知向上をご期待いただけます。
レビューの寄稿に至った経緯
以前、弊社のエンジニアが別のツールに関するレビューをFindy Toolsに寄稿したことがありました。その時のご担当者様が 私のブログ記事 を見て「Datadogの活用ノウハウについてのレビューを寄稿してみませんか」とお声がけいただいたのがきっかけでした。
実はお声がけいただいたタイミングが非常に良く、社内でも「オブザーバビリティのツールの技術選定についての意思決定をADR (Architecture Decision Record) として残しておいた方がよいのでは」という議論がありました。これにより、関連するADRを整備し、それに沿ってレビュー記事を執筆することで無事に寄稿できました。
レビューの注目箇所
オブザーバビリティのツールは多く存在しますが、利用する組織の規模やプロダクトの特性によって最適解が異なります。ツールの導入にあたり「実運用をしっかりイメージすること」「特定の人やチームに属人化させないこと」「より多くの開発者に利用してもらえること」が重要だと私は考えています。特に「より多くの開発者に利用してもらえること」は私たちのリニューアルプロジェクトでも重要な判断軸です。
それを踏まえて以下の内容をご覧いただくと、理解が深まると思います。
- 私たちがツールを導入する前にどのような課題があったのか
- ツールを導入することでどのような状態を目指していたか
- 比較検討したツールと比較の軸
- 導入の成果
特に最後の導入の成果は私のイチオシです。オブザーバビリティのツールを導入することでどのような問題が解決できるようになったのかという話は、現場のエンジニアだけではなく導入を判断する立場のマネージャーにとっても気になるポイントだと思います。私たちのサービスは開発途中のため、現時点での成果が気になる方も多いでしょう。ぜひみなさまの目で確かめてみてください。
最後に
Findy ToolsへDatadogに関するレビューを寄稿した話でした。今後オブザーバビリティのツールを導入しようと考えている読者のみなさんはぜひ参考にしてみてください。
今回のレビュー寄稿にあたり、当時からドキュメントを残しつつ丁寧にDatadog導入をリードしてくれたSREチームの @okazu_dm さんと小笠原さんには感謝が尽きません。特に小笠原さんは今回のレビューの寄稿を行うにあたり、過去のやり取りの取りまとめやADRの整備を率先して進めていただき非常に助かりました。
もしレビューの内容について詳しく聞きたいという方がいましたら下記のイベントやTwitter (X) 等で気軽にお声がけください。
