この記事は株式会社エス・エム・エス Advent Calendar 2024 vol.2の4日目の記事です。 エス・エム・エス Engineering Manager 兼 Hiring Managerの @emfurupon777 です。
はじめに
入社してからずっと関わってきている社内外交流の観点でも継続することの重要さを改めて実感じているので、継続を意識して取り組んでいることについてポエムってみようと筆をとっています。
とはいえ、全部書いてもなーというところで、社内・社外向けの取り組み一つずつ取り上げてみます。社内はLT会、社外は協賛カンファレンスでのノベルティ提供(アイコン缶バッジ)についてです。
ちなみにエス・エム・エスの経営理念は『永続する企業グループとして成長し続け、社会に貢献し続ける』で、設立当初から永続性、継続性が強く意識されているので、継続性について意識を高く持っておくのは自然な話だったりします。仲間は常に積極募集中ですのでこの継続性について興味持っていただいた方はカジュアル面談からぜひお話ししましょう。
社内LT会
1. 観測
エス・エム・エスに入社して社内でどんな取り組みがあるのかなーと思って調べてみるとテックトークという記載が見つかりました。(おお、あるじゃん。まずは参加してみるだけで良いかな?と一瞬思いました)
ところが、開催が散発的になっていてしばらく開催されていなそう・・・わかります。やろうぜってなって数回やるとネタが尽きて一旦下火になったりするんですよね。よーし、再起動やってやろうじゃないの。と自分で進めることにしました。
2. 下ごしらえ
LT会やるならという感じで世に知見は転がっていて、必要なものは明確。 よし。青島、確保だ!(古い)
- 会場
- エス・エム・エス本社ラウンジ確保! (100名くらい集まれる広さのラウンジがあったので社内規定みつつ、ガッとおさえる)
- 経費(軽食、ドリンク等)
- カルチャー醸成&採用広報文脈で確保!
- 登壇者
- 初回を納会じたてにして確保!
- 実績解除しつつ少し先の開催まで少しずつ確保!
- ハイブリッド開催の手段
- 本社に来れるなら寿司でもつまみながらワイワイしたい
- とはいえ、遠方の人にも参加してほしいからハイブリッドでやりたい
- とはいえ、ちゃんと配信しようと思うとスイッチャー類とか買ったり運用したりが大変
- 社内の取り組みだし大丈夫やろ、ということでラウンジにある現地のマイクとZoomを組み合わせるアナログな運営方法を確保!
3. 当日の仕切り
- 原則クロコに徹します。軌道に乗せて形式化できるまでは我慢の子。(これ大事ですね)
- 飲食の手配&受取
- 司会
- 帰る前に経費精算(忘れるとめんどうなので)
4. 継続できているか?
正直まだまだ続けてやっているとはいえない状況かなというのが正直なところで、まずは100回くらいやってみるのが大事かなと思ってます。それくらい続けていれば一緒に運営してくれる人も多くなってくるし、定期的に開催時期がやってくるのがわかるようになるのではないかと思ってます。
登壇者が集まらないという話を時々耳にしますが、エス・エム・エスの場合は開催スケジュール決めちゃって声をかけてみると意外と?なんとかなります。(といいつつ、私の経験上ではどこの会社でも実は声かけて相談すればなんとかなる)
自発的な登壇は基本にしたいし、もちろんそれも面白いのですが、少し前に入社してきたあの人、Slackで気になることを言ってたあの人、みたいな他薦での登壇依頼もしてみると、普段業務で関わっているのとはまた違ったキャラクターが出てたりして面白いです。内容もあまりこだわりすぎずに好き勝手に話してもらうくらいでやってます。
ノベルティ提供(アイコン缶バッジ)
1. 観測
エス・エム・エスは私の入社前からRubyKaigiをはじめとする技術カンファレンスでブース出展してきたようだというのがesaやSlack検索などで見えました。ブースで提供してきたのは・・・どら焼きとか?
エスエムエス様のスポンサーブースでどら焼きが大量に残って困っているとのこと。Rubyistのみんな助けて!!! #rubykaigi #dorayaki #sos #sms pic.twitter.com/sC2VYzSyrJ
— はたけやまたかし (@htkymtks) 2018年6月1日
私も食べるのが好きなのでいいなーと思うものの、カンファレンスによっては飲食の提供は禁止なんですよね。そして、各カンファレンスに沿った企画はそれぞれの領域のエンジニア仲間にお任せしたほうが刺さるはず。
そうなると、私のメインミッションが採用ということもあり、できれば幅広いイベントに一貫して適用できる、飲食以外のもの、がいいなーという思いが芽生えてきて、これに合致するネタを捻り出す必要がある、というところに至りました。
2. 下ごしらえ
さてノベルティのアイデアを考えます。ステッカーとか定番ものやノベルティ制作サービスなどを探索に行って・・・決まりません。(みなさん経験ありますよね?) 周囲に相談しつつ、カンファレンスなどで話が盛り上がるのは誰かなーとペルソナを考えていくと、結局エス・エム・エスの社員に似た人かも?という話になります。
ならばということで皆の言動をSlackなどのコミュニケーションで観測しにいく期間に入ります。(大体3ヶ月くらい。Slackで検索かけたり、リアルで話してるのを横からみてたりします。怪しいw)
基本的なニーズを社員観察で探りつつ、具体的な物品をプライベートで出かけた先で集客状況と合わせてチェックを続けます(社員観察から遅れて初めて1-2ヶ月くらい)。
そんな中で下記の組み合わせでの実現に辿り着きました。
- 前述の社内LT会でオフィスで顔合わせても、リアルで会うのが初めてで誰かわからない(Slackアイコンとナマの同僚が結びつかない)
- 普段目にしているアイコンを缶バッジにして身につけてもらおう
- 区民祭りでやっていた、缶バッチを自分でガシャコンと作れる企画がちびっ子たち(私の子供含む)にウケていた
- ちびっ子が楽しいと思うならエンジニアにも受けるに違いない(偏見)
何人かのエンジニアに共有してみたところそこそこウケが良かったのでこれで進めることに決定!(残り時間が少なかったというのもあります)
もちろんこういう素朴な疑問も頂きますが、いいんです。やってみて反省するんです、ということで突き進みました。
やるからには一定のクオリティは担保したいということで、缶バッジメーカーは業務用のを選びました。安定して生産できています。
3. 当日の仕切り
下記のようなものを用意しておいて、協賛ブースで現地生産を頑張るだけです。 独りでも完遂するぞ!という感じでやっていましたが、一緒に採用をやっている人事さんたちが妖精さんの如く一緒にやってくれましたありがとう。
- 応募フォーム (アイコン画像を間違いなくいただき、その利用に同意いただくため)
- モバイルプリンター
- 缶バッジ用切り抜きカッター
- 缶バッジメーカー
- 缶バッジパーツ
4. 継続できているのか?
今年はありがたいことに協賛ブースを多く出すことができたので、下記カンファレンスにて缶バッジを提供することができました。
- RubyKaigi 2024 (現地生産は無し)
- Kotlin Fest 2024
- SRE NEXT 2024
- Kaigi on Rails 2024
1年続けてきたので、来年も少しアレンジを加えて企画を継続するのか、新たな企画に起こし直すのかは検討中です。
最後に
今回の記事が同じような取り組みをしている方に読んでいただければ嬉しいです。 そして、LT会を複数の会社合同で開催したり、ブース企画を複数社で連動したりできると面白いかもなーと思っていますので、お気軽に公式Xなどにご連絡ください。
おまけ
プライベートの話なんですが、今年は生まれて初めて庭に芝生をはりました。
まずはーということで庭の半分くらいに高麗芝。やってみてはじめて知ることが多く、日々学んでる感が半端ないです。夏芝と冬芝という気温の違いでの植生のギャップも面白い。来年から綺麗に芝生を維持継続できるように頑張ります。
冬枯れの夏芝(左上)と元気に生え始めた冬芝(右下)の様子比較はこちら。